2010年10月26日火曜日

Scallop_Cooking

帆立貝

東北、三陸以北に分布する寒海性の二枚貝です。

普通の二枚貝は、2つの貝柱を持っていますが、

Scallopには、一つしかありません。

生まれた直後は2つの貝柱を持っているのですが、

成長につれて一方が退化し もう一方が中央に移って

大きくなるようです。

貝柱の強い力を使って二枚の貝殻を勢いよく閉じ、

耳と呼ばれるところにある2つの噴射口からジェット式に

水を吐き出して、その反動で前に飛ぶようにして泳ぎます。

一般に出回っているのは青森県陸奥湾、北海道噴火湾、

岩手県、 宮城県の沿岸での養殖物です。

13cm程度に育つのに3~4年かかります。

殻付きのものが手に入った場合には、

ぜひ貝紐も食べましょう。

包丁の先でヌメリをしごいて落とし、

さらに塩水で綺麗に洗わないと、生臭みが残ってしまいます。

綺麗に処理したものは、コリコリとした 歯ごたえと

貝柱とは全く異なる味が楽しめます。

内臓は生食しません。

毒性プランクトンの毒を貯めて毒化する事がありますので、

加熱後であっても 食べない方が良いそうです。


ホタテのさばき方


洋ナイフを用意します。

まず、平らな貝についている柱を外します。

開口部から、刃先を入れていきます。

柱を、ゆっくりと削ぐように離していきます。

身がついていない方の貝は、外します。

次は、残りの貝を細かくこするようにして貝柱の下に入れ

ゆっくり離します。

ウロを取り除き、食べましょう。

Scallopの貝柱・生殖巣・ヒモに分ける事が出来ます。

それぞれお好みに合わせてお刺身や味付けをして

お召し上がりください。


外し方のコツは焦らずゆっくりと!です。





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