帆立貝
東北、三陸以北に分布する寒海性の二枚貝です。普通の二枚貝は、2つの貝柱を持っていますが、
Scallopには、一つしかありません。
生まれた直後は2つの貝柱を持っているのですが、
成長につれて一方が退化し もう一方が中央に移って
大きくなるようです。
貝柱の強い力を使って二枚の貝殻を勢いよく閉じ、
耳と呼ばれるところにある2つの噴射口からジェット式に
水を吐き出して、その反動で前に飛ぶようにして泳ぎます。
一般に出回っているのは青森県陸奥湾、北海道噴火湾、
岩手県、 宮城県の沿岸での養殖物です。
13cm程度に育つのに3~4年かかります。
殻付きのものが手に入った場合には、
ぜひ貝紐も食べましょう。
包丁の先でヌメリをしごいて落とし、
さらに塩水で綺麗に洗わないと、生臭みが残ってしまいます。
綺麗に処理したものは、コリコリとした 歯ごたえと
貝柱とは全く異なる味が楽しめます。
内臓は生食しません。
毒性プランクトンの毒を貯めて毒化する事がありますので、
加熱後であっても 食べない方が良いそうです。
ホタテのさばき方
洋ナイフを用意します。
まず、平らな貝についている柱を外します。
開口部から、刃先を入れていきます。
柱を、ゆっくりと削ぐように離していきます。
身がついていない方の貝は、外します。
次は、残りの貝を細かくこするようにして貝柱の下に入れ
ゆっくり離します。
ウロを取り除き、食べましょう。
Scallopの貝柱・生殖巣・ヒモに分ける事が出来ます。
それぞれお好みに合わせてお刺身や味付けをして
お召し上がりください。
外し方のコツは焦らずゆっくりと!です。
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